1975-06-20 第75回国会 参議院 大蔵委員会公聴会 第1号
このことはでございますけれども、酒とかたばこは、私ども家計簿の中では、食物費の中の嗜好品目の一つとして記入される場合と、主人の小遣い費といったような小遣い費の中へ位置づけられているということが多いと思います。したがって、この値上げの分がこの項目の中でやりくりしていったならば何とか部分修正で片づくように考えられそうでございますけれども、実際にやってみますと事実はそうではございません。
このことはでございますけれども、酒とかたばこは、私ども家計簿の中では、食物費の中の嗜好品目の一つとして記入される場合と、主人の小遣い費といったような小遣い費の中へ位置づけられているということが多いと思います。したがって、この値上げの分がこの項目の中でやりくりしていったならば何とか部分修正で片づくように考えられそうでございますけれども、実際にやってみますと事実はそうではございません。
○公述人(梶原房子君) 私もそう思いますし、実は私が申し上げたのは、一般的な統計などと比較します場合に、食物費の中が、嗜好品という一つのものとか、それから調味料とか、そういうふうな分け方は人によって違うかもしれませんけれども、そういうグループの中で一応大方は酒やたばこもそこへ入れるという分類上で申し上げたことで、性質上から言いますと、いまおっしゃるように、宝石とかそういうものに比べましたら、生活必需品
ところが、どんどん食物費がかさんでまいりまして、思うように買えないというのが現在の実情でございます。
日銀の貯蓄増強中央委員会が物価値上げが家計にどう響いたかという調査をしておりますが、これは総数四千八百三十の調べの中で、家計がふくらんで因るというのが九一%、副食物費がふえたというのが六五%、副食費を切り詰めているというのが二二%に及んでいると発表されております。
次に生活保護基準引き上げの問題なのでございますが、保護基準の引き上げの中で、生活扶助の引き上げをおやりになった、勤労控除の引き上げもおやりになったというが、この中で食物費、食べ物の費用をどのくらいお引き上げになりましたか、それを一つお聞かせ願いたいと思います。
特に監獄官吏が連れて来るのに著しく困難だというような判断は、監獄官吏がすることになつているのですが、現在拘置所の実情なんかを見ると、大臣御存じでしようが、たとえば拘置所の中にいる人たちの一日の副食物費は、十七円五十銭です。こういう程度でやつて行かなければならないという状態で、ほとんど問題にならない。
併しこの二万五千円を取つているこの友達ですら一日の副食物費を七十円で切下げてやつております。この友達は非常に数学的な頭が発達した人でありまして、もうお酢からお醤油からあらゆるものをカロリーを計算して二千四百カロリーになるようにきちつと計算して七十円で切り詰めてやつておりまして、これ以上もう自分はどうにもならないと言つております。
○田嶋(好)委員 やはりこれに関連しまして、今療養所の話が出ましたが簡單に質問をいたしますと、少年を療養する場合に、一日の副食物費が十円ということになつておるようです。
而もこれをその飲食物費の支出について見まするならば、公租公課負担の割合が、実に一三%になつておる、全勤労收入に対して一一%であり、飲食物費について一三%というこの比率の近似しているということは、何を物語つているかと言いますると、この勤労收入の殆ど大部分が自分の最低生活を支えるための飮食物費に費されるという事実を物語るのでありまして、更にこれに対する公租公課の負担の増大によつて、生活費の中に喰込んで来
食物費の割合で見てみますと、十二年當時は御承知のようにサラリーマンの方が三八%前後、勞働者の高いところでも四〇%を超えておりません。ところがその後消費規正が非常に強化されまして、漸次われわれの生活費は高騰したのであります。戰爭中の消費規正が非常に強化されてわれわれが窮屈だと感じた時代でありましても、實は調べてみますと、それほどの上昇率を示しておりません。
この絶対的不足が、國民の生計費中に占める食物費の割合を異常に増加せしめ、國民の多数は現在のように遅配・欠配が常態となり、完全配給がいつの日に來るやのありさまでは、たちまち家計が破綻するという不安に常時さらされておるのであります。現に行き詰まつておる國民も相当あることは、諸君も御承知の通りであります。